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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2012年03月28日 水曜日

2. 開催場所

4階役員会議室

3. 出席者

委員総数 9名  出席委員数 7名
(出席委員)田中委員長 遠藤守信副委員長 小川正芳副委員長 イチカワドイル徳恵委員 中馬清福委員 侭田達男委員 安藤善二委員
(リポート)埋橋茂人委員
(会社側出席者)菊地誠一代表取締役社長 鈴木明治常務取締役・放送番組審議会事務局長 岩崎守利取締役 下平彰一取締役報道制作局長 五十嵐洋人編成業務局長 倉島崇志報道制作局報道部副部長 手塚真理報道制作局報道部員

4. 議題

(1)「もう一つの被災地 栄村 ~豪雪地の365日~」について
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4)2012年3月の単発番組について
(5)次回課題番組について
(6)次回開催日時について

5. 議事の概要

・地震から1年間ずっと密着してこそ分かり得た話を淡々と伝えている。地味なだけに力強さと、どんどん焼きの風景や初詣など日常の営みを再開しているという希望が感じられ、心が温かくなった。山間の小さな村ゆえに地域の絆や家族を大切にする、そういう村民の姿がよく紹介されている。
・地域にあるいい情報をうまく掘り出して、そして過剰な掘り下げをせずに視聴者に判断を任せるという番組作りをしていたと感じた。
・映像では大声で政治や行政を批判していないが、映像を続けて見ていると言葉にはしていないが、こんなひどい状態なのかと見せてくれる。
・震災後の栄村の人たちの暮らしに焦点を当てたシーンが時間の流れに沿って淡々とゆったりと告げられ、静謐なナレーション、ピアノが場面にとてもいい感じを与えていた。
・取材姿勢も抑制が効いており、栄村の人々の現状と将来をからませるという手法はドキュメンタリーの原則とはいえ訴求力があった。
・番組全体を見て、もう少し明確な制作する側の絞り込んだ主張もあって良かったのではないか。若干物足りない思いをして番組を見終わった。

○平成24年2月中にabnによせられた視聴者の声の総数は237件(内メール50件)、内訳は(お問合せ149件、ご意見43件、苦情0件、ご要望33件、その他12件)。

○次回は平成24年4月26日に開催し、「abnステーション」について審議する。