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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2010年11月25日 木曜日

2. 開催場所

本社4階 役員会議室

3. 出席者

(出席委員)田中誠二委員長 遠藤守信副委員長 小川正芳副委員長 埋橋茂人委員 神津良子委員 中馬清福委員 立花研司委員
(レポート)安藤善二委員
(会社側出席者)菊地誠一代表取締役社長 鈴木明治常務取締役・放送番組審議会事務局長 下平彰一報道制作局長 五十嵐洋人編成業務局長 山岸寿美編成部長

4. 議題

(1) 課題番組「おぉ!信州人~魚に恋した信州人~」についての審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)BPOについて
(4)第79回系列24社放送番組審議会代表者会議報告
(5)BPO報告
(6)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(7) 2010年12月、2011年1月の単発番組について
(8) 次回課題番組について
(9) 次回開催日時について

5. 議事の概要

 情報としては面白かった。千曲川でサケ漁が行われていたことや、乗鞍高原でも行われていたこと、東京大森ののり問屋の7割が信州出身の方で占められていたこと、近畿大学のクロマグロの完全養殖をした熊井教授が信州出身の方であること。マルイチ産商の社員の方が市場の買い付けで、信州人の嗜好を満足させられるような魚を仕入れていることなどがよくわかった。最後のナレーション部分で「家族のきずなを作る魚」といって信州人の年越し魚に込める気持ち、年越し魚を食べる家族のきずな、ある意味信州の家族を象徴するような表現ができて良かった。また、原点を尋ねてどんな具合に捕れるのか運ばれるのかを昔と今を比較してみるという点では得難い番組であった等の意見があった。
一方、やや一貫性を欠き、サケとブリという年越し魚に焦点を絞っているわけでもなく、全体的に散漫になってしまった。また、演出過剰な面が見られた。番組の所々で芸人さんが出てきていたが、無理に笑いをとるという傾向が見られ、食材を食べた時の顔を三角四角にして「おいしい」という言葉の使い方はおしつけも感じられ卒業したほうがいいのではなどの意見もあった。
○平成22年10月中にabnによせられた視聴者の声の総数は189件(内メール
 36件)、内訳は(お問合せ132件、ご意見28件、苦情6件、ご要望18件、
 その他5件)概要を報告した。
○次回は平成23年1月6日に開催し1月2日放送「ご当地グルメ探偵団~怪人ゴリ面相の野望~」について審議する。