長野朝日放送・放送番組審議会(第194回)
1. 開催年月日
2010年07月23日 金曜日
2. 開催場所
本社４階 役員会議室
3. 出席者
（出席委員）田中誠二委員長 小川正芳副委員長 埋橋茂人委員 神津良子委員 中馬清福委員 安藤善二委員
（会社側出席者）菊地誠一代表取締役社長 鈴木明治常務取締役・放送番組審議会事務局長
福島基之取締役 下平彰一報道制作局長 五十嵐洋人編成業務局長 山岸寿美編成部長 松坂彰久制作部長
4. 議題
(1)課題番組「天地われにまだ描けという～童心芸術家・横井弘三～」についての審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)「ａｂｎに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4)２０１０年８月の単発番組について
(5)次回課題番組について
(6)次回開催日時について
5. 議事の概要
この番組は、横井弘三さんという特異な絵描きと信州新町という長野県でもちょっと趣のある町の映像をつないで、地方のテレビ局ならではの作品で非常にいい出来だった。横井さんや信州新町を知らない人でも次から次と引き込まれる何かがあったからだと思う。それは横井さんという人のパーソナリティーとその作品であるが、同時にガイド役にイッセー尾形さんを使ったことだと思う。個性派の俳優でどちらが主人公になってしまうのか心配であったが、完全にガイド役に徹していたのが良かった。それと静かなバックグラウンドミュージックも番組を成功させた一つであった。
また、30分という限られた時間の番組でもっと知りたいという欲求不満がつのった。番組のうちかなりの時間が信州新町と中条村観光スポット紹介などにあてられていて、タイトルから受ける感じと違っており、やや違和感を感じた。さらに、イッセー尾形さんをせっかく使うんだったら、もうちょっと番組の長さも含めて、この人の活用の仕方がなかったのかなどの意見があった。
○平成２２年６月中にａｂｎに寄せられた視聴者の声は総数２０１件（うちメール５３件）（問い合わせ１２０件、意見４０件、苦情１５件、要望２２件、その他４件）ついて概要を報告した。
○次回は平成２２年９月に開催する。
