長野朝日放送・放送番組審議会(第159回)
1. 開催年月日
2007年02月28日 水曜日
2. 開催場所
本社・役員会議室
3. 出席者
(委員)田中誠二委員長、金澤玲子副委員長、遠藤守信副委員長、赤地憲一委員、
神津良子委員、佐野幸男委員、中馬清福委員、小川和夫委員、小川正芳委員
(会社側)永澤代表取締役社長、池内代表取締役専務・番組審議会事務局長、
茅野常務取締役報道制作局長、福島取締役営業開発局長、下平業務局長、
荒川編成部長、松坂制作部長
4. 議題
(1)課題番組「タカド!高遠・会津360年の架け橋」の審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4)3月の単発番組について
(5)次回課題番組について
(6)次回開催日時について
5. 議事の概要
- 高遠と福島県の会津という、一見何の関係もないように思われる二都を、高遠そばと会津藩主・保科正之によって結びつけた、テーマや企画のおもしろさが評価された。
タイトルの「タカド!」については、斬新なタイトルが良かったという感想も出たが、番組内では地元の人が「高遠そば」のことを「タカド」と明確に言っている場面がなく、分かりにくさを感じたという意見も出た。
レポーターの風見しんごさんは、礼儀正しく誠実な人柄に好感が持てた。番組撮影中に家族の不幸があったにもかかわらず、出演する一般の人たちへの気配りや、品のあるユーモアがあったと好評だった。また、土地の人がたくさん登場したことが高い評価を受けた。専門家ではなく、地元のおばあちゃんたちの生活に根付いた意見はおもしろく、カメラが入っているにも関わらず地元の人々のキャラクターが自然体で、飾り気がなく大変よかったと好評だった。
長野・福島の合同制作は、2局のよさが融合されて巧みな作りになっていたという意見が出された一方、会津のそばは流行しているが高遠では廃れている印象で、信州そばが格下に感じられたという意見も出た。
そばのつゆとして使う辛み大根には、これまで何回も番組の中で取り上げているので、もっと科学的、あるいは歴史的に深く掘り下げた番組作りをしてはどうかとの声があった。 - 平成19年1月中にabnに寄せられた視聴者の声、総件数240件(うちメール71件)(問い合わせ117件、意見43件、感想4件、苦情11件、要望40件、その他25件)について概要を報告した。
- 次回は平成19年3月29日に開催し、「激走!春の高校伊那駅伝2007」(3月18日・日曜日 正午~午後2:30放送)について審議する。