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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2007年05月29日 火曜日

2. 開催場所

本社・役員会議室

3. 出席者

(委員)田中誠二委員長、金澤玲子副委員長、神津良子委員、佐野幸男委員、中馬清福委員
(レポート提出)遠藤守信委員
(会社側)永澤代社長、池内代表取締役専務・番組審議会事務局長、茅野常務取締役報道制作局長、福島取締役業務局長、中村編成部長、塚田制作部マネジャー・番組プロデューサー

4. 議題

(1)課題番組「ザ・駅前テレビ」の審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)第72回系列番組審議会代表者会議テーマについての意見
(4)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(5)2007年6月の単発番組について
(6)次回課題番組について
(7)次回開催日時について

5. 議事の概要

  • スタートして1年が経ち、番組が安定した雰囲気で定着した安心感が出てきた。出演者の息も合っていて、巧まずして楽しい演技が自然にできて、賑やかな楽しい、休日の朝リラックスして見られる番組になっている。最近は情報番組として、積極的に体当たりで飛び込んでいる姿勢は好ましく、特にメイン司会者の三四六さんの独特のキャラクターやパワーが、コクのある番組にしている。「三四六先生が行く」は彼の個性をうまく捕らえたいいコーナーで、生徒などとのやり取りでの突っ込みや切り返しには、なかなか真似のできないうまさがあって、若い世代にも人気があり長く続けられるいい企画だ。山本麗子さんも、親しみやすく、リラックスしてテンポよく内容も分かりやすい、などと好評だった。
    一方、番組を盛り上げようとする気持ちはよく分かるが、出演者が大袈裟に笑ったり騒いだりするシーンは視聴者には受け入れられない。言葉の使い方や生徒と接する態度にも注意が必要だ。番組構成としては、コーナーとコーナーをくっつけただけの感じがする、番組のオープニングには統一感や見やすさの工夫が欲しい。幅広い層に見てもらうためにはもう少し話題が必要だ、との意見も出された。
    また、新企画の「ザ・駅前ファーム」では、日本人に欠けてきた農業や自然に親しむこと、季節感、さらには食の問題も扱うなどいろいろ工夫して、有効なコーナーに育てて欲しいと期待する声もあった。
  • 第72回系列番組審議会代表者会議のテーマ「自主的な放送倫理の向上を目指して今何をするか」「今後の放送法制の変化がもたらす問題とそれらへの対処について」「これからの放送番組審議会のあり方と役割について」について意見交換した。
  • 平成19年4月中にabnに寄せられた視聴者の声、総件数245件(問い合わせ141件、意見38件、感想9件、苦情16件、要望25件、その他16件)について概要を報告した。
  • 次回は平成19年6月29日に開催し、「テレメンタリー2007 団塊の夢"お役人"がかなえます」(6月17日の深夜1時10分~1時40分放送)について審議する。