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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2009年04月30日 木曜日

2. 開催場所

本社4階 役員会議室

3. 出席者

(出席委員) 田中誠二委員長 金澤玲子副委員長 遠藤守信副委員長 埋橋茂人委員 神津良子委員 立花研司委員 中馬清福委員 堀金達郎委員 小川正芳委員
(会社側出席者) 菊地誠一代表取締役社長 茅野臣平専務取締役報道制作局長 鈴木明治取締役総務局長・放送番組審議会事務局長 福島基之取締役業務担当 池内紀昭常勤相談役 下平彰一業務局長 山岸寿美編成部長

4. 議題

(1) 課題番組「いつまでも元気に!長寿日本一のヒケツはこれだ」の審議
(2) その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4) 2009年5月単発番組について
(5) 次回課題番組について
(6) 次回開催日時について

5. 議事の概要

 長野と沖縄という遠く離れたテレビ局が同時二元生中継にチャレンジしたことは非常に意欲的であり、また、放送技術的にも高い水準にあるのではないかという評価がありました。内容的には、ともに長寿県と言われる長野・沖縄の両県で、お年寄りたちが畑仕事に精を出し、仲間との様々な交流を通して自立的に生き甲斐を持って楽しく過ごしている姿が素晴らしかった、という意見がありました。その一方で、「いつまでも元気に!長寿日本一のヒケツはこれだ」というタイトルが大げさすぎて、期待が大きかった分、番組の狙いが理解できないという意見や、食と自然、環境、医療などを通じて長生きの秘密は何かという突っ込みが不足していたとの指摘、沖縄県の平均寿命が全国で26位に転落し、地元で「26ショック」といわれる事態について、より詳しい分析がほしかったという要望が出ました。また、長寿は複雑な要因が絡み合っているのに、番組では「食」がかなりの部分を占め、ある意味一方的・断定的に視聴者に伝わってしまったのではないかという指摘もありました。今後さらに突っ込んで、なぜ長野では男性の平均寿命が全国一なのに、女性の寿命が短いのかなど、視聴者が一番知りたいところに的を絞って再度チャレンジしてもらいたいとの要望が出された。
○3月は総件数が187件で。問い合わせが110件、意見が40件、苦情3件、
要望29件、その他が5件という内訳でした。
○テーマは、
(Ⅰ)報道・情報系番組の「取材」のあり方、「情報」の取り扱いと 放送倫理、人権の問題について
(Ⅱ)「裁判員制度」と放送のあり方について