長野朝日放送・放送番組審議会(第188回)
1. 開催年月日
2010年01月07日 木曜日
2. 開催場所
ホテル国際２１ 雷鳥の間
3. 出席者
（出席委員） 田中誠二委員長 遠藤守信副委員長 小川正芳副委員長 埋橋茂人委員 中馬清福委員 神津良子委員 安藤善二委員
（会社側出席者） 菊地誠一代表取締役社長 茅野臣平専務取締役報道制作局長 鈴木明治取締役総務局長・放送番組審議会事務局長 池内紀昭常勤相談役 福島基之取締役 下平彰一業務局長 山岸寿美編成部長
4. 議題
(1) 課題番組
「祷りの響き～2009 SAITO KINEN FESTIVAL MATSUMOTO～」についての審議
(2) その他の番組に対する意見要望について
(3)「ａｂｎに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4) ２０１０年２月単発番組について
(5) 次回課題番組について
(6) 次回開催日時について
5. 議事の概要
ベンジャミン・ブリテン作曲の「戦争レクイエム」は非常に難解な曲であったが、今回の番組を見て、この曲の由来だとか、曲に込められた思い、ロストロポービッチさんと小澤征爾さん、そして「戦争レクイエム」との絡み、今回小澤さんが対談したロストロポービッチ夫人のスラバさんと「戦争レクイエム」の逸話などが取り上げられ、曲の背景まで理解することが出来た。また、番組の最後の部分は時間一杯「戦争レクイエム」の演奏を流し、抜粋ながら見所をきちっと押さえ、ナレーションによる解説を一切いれずに解りやすい言葉をスーパーで流し大変参考になった。また曲の終りに小澤征爾さんがとった合掌の姿やその表情は演奏会場では解らなかったのではないか、テレビだからこそ映す事が出来たと非常に好意的な意見が多かった。
しかしながら、戦争レクイエムの歌の部分で一般公募の合唱団の取り上げ方はもう少し突っ込んで、ラテン語を覚える際の苦労等をもう少し取り上げてもらいたかったという意見や画面の切り替えが多くてもう少し整理した映像でも良かったのではないかという意見もあった。
○平成２１年１２月中にａｂｎに寄せられた視聴者の声は総件数１８６件（うちメール６９件・来社１件）（問い合わせ１０１件、意見１６件、苦情８件、要望２９件、その他３２件）について概要を報告した。
○次回は平成２２年２月２５日に開催し、「報道発！ドキュメンタリ宣言『誰も知らない・世界女王 上村愛子』」(２月１日（月）午後７時～７時５５分放送)について審議する。
