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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2009年03月26日 木曜日

2. 開催場所

本社4階 役員会議室

3. 出席者

(出席委員) 田中誠二委員長 金澤玲子副委員長 遠藤守信副委員長 埋橋茂人委員 神津良子委員 立花研司委員 中馬清福委員 堀金達郎委員
(レポート提出) 小川正芳委員
(会社側出席者) 菊地誠一代表取締役社長 茅野臣平専務取締役報道制作局長 鈴木明治取締役総務局長・放送番組審議会事務局長 池内紀昭常勤相談役 下平彰一業務局長 酒井克編成部長 藤沢徳男報道部主任

4. 議題

(1) 課題番組「テレメンタリー2009『翻弄される村~巨額投資のツケ~』」の審議
(2) その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4) 2009年4月単発番組について
(5) 次回課題番組について
(6) 次回開催日時について

5. 議事の概要

○30分の短い番組だったが、王滝村が財政破綻に至った経緯や、その後、苦しみながら財政再建に立ち向かっている村の姿が、歴史的な背景も過不足なく説明しながら、非常に簡潔にまとめられていた。関係者のインタビューや当時の記録映像をはじめ、王滝村の美しい風景も紹介され、分かりやすく見やすい内容だった。地域の問題を発掘して、それがどうなっているのかを身近な問題として上手に見せてくれたのは非常によかった。地方自治体が破綻するとはどういうことなのかがよく理解できた。地方の苦しい姿を理解するために、政治家にもしっかり見てほしい番組だ、などと評価された。
一方、"実質公債費比率"の言葉や、国や県と地方自治体との関係について、数式や図表を使って説明すれば、もう少し分かりやすかったのではないか。村の当事者の話だけではなく、国や県の関係者の証言も紹介して、学者や有識者の中立な意見を入れれば、本当の問題点がはっきりしたのではないか。村の一般住民の話も聞きたかった。「国に翻弄される小さな村」というストーリーの設定には、疑問が残った。王滝村復活の歴史や、真相を突き詰める続編、あるいは違う切り口での番組を作って欲しい、などの意見や要望もあった

○平成21年2月中にabnに寄せられた視聴者の声は総件数225件(うちメール73件)(問い合わせ137件、意見31件、感想5件、苦情3件、要望43件、その他6件)について概要を報告した。

○次回は平成21年4月30日に開催し、「いつまでも元気に!長寿日本一のヒケツはこれだ」(3月28日(土)午後0時~0時55分放送)について審議する。