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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2008年11月25日 火曜日

2. 開催場所

本社4階 役員会議室

3. 出席者

(出席委員)遠藤守信副委員長 埋橋茂人委員 小川正芳委員 立花研司委員 中馬清福委員 堀金達郎委員
(レポート提出)神津良子委員
(欠席委員)田中誠二委員長 金澤玲子副委員長
(会社側出席者)菊地誠一代表取締役社長 茅野臣平専務取締役報道制作局長 鈴木明治取締役総務局長・放送番組審議会事務局長 池内紀昭常勤相談役 下平彰一業務局長 酒井克編成部長

4. 議題

(1)課題番組「素敵な宇宙船地球号『南アルプスの女王 仙丈ケ岳山小屋物語~消えゆく花畑とライチョウ~』」の審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4)2008年12月、1月単発番組について
(5)次回課題番組について
(6)次回開催日時について

5. 議事の概要

○仙丈ケ岳のお花畑が食い荒らされたりライチョウが生息域を追われたりしている実態が、ニホンジカやその他の動物が行動する映像や昔のお花畑の写真との比較、あるいはCGを使うなどいろいろ工夫されて、とても分かりやすく紹介されていた。映像はどれも非常に奇麗で、四季を通じての山の様子や山小屋家族の暮らしぶりが実に丁寧に撮影されていた。
橋爪功さんのナレーションは番組にピッタリで、ナビゲーターの写真家の石川さんや登山客などの人間と動物との対照が効果的に描かれていた。映像の質とストーリーは国際的に十分通用する番組だ、などと評価された。
一方、山小屋家族のドキュメンタリーなのかライチョウの危機を訴える番組なのかがよく分からなかった。見終わってあまり晴れ晴れした気持ちになれなかった。沢山の人に見てもらえるようにもっと早い時間帯に放送したり、図書館に番組のDVDを置いたりしたらどうか。これからどうしたらよいか、その方策を示す続編を期待する、などの意見があった。

○平成20年10月中にabnに寄せられた視聴者の声は総件数232件(うちメール86件)(問い合わせ128件、意見24件、感想0件、苦情1件、要望70件、その他9件)について概要を報告した。

○次回は平成21年1月8日に開催し、「2008サイトウ・キネン・フェスティバル松本 マツモトに運命の女神が微笑んだ~フェスティバル誕生秘話とオペラ制作の舞台裏~」(12月21日(日)午後4時~5時25分放送)について審議する。