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放送番組審議会報告

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1. 開催年月日

2008年02月27日 水曜日

2. 開催場所

本社4階 役員会議室

3. 出席者

(出席委員)田中誠二委員長・金澤玲子副委員長・小川和夫委員・小川正芳委員・神津良子委員・中馬清福委員

(レポート提出)遠藤守信副委員長・堀金達郎委員

(欠席委員)佐野幸男委員

(会社側出席者)永澤征治代表取締役社長・池内紀昭代表取締役専務・放送番組審議会事務局長・福島基之取締役業務局長・中村幹男編成部長・青池玲奈報道制作局制作部ディレクター

4. 議題

(1) 課題番組「テレメンタリー2008 棒ふりの運命(さだめ)

  ~指揮者 小澤征爾の真髄~」の審議

(2) その他の番組に対する意見要望について

(3) 「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について

(4) 2008年3月単発番組について

(5) 次回課題番組について

(6) 次回開催日時について

5. 議事の概要

○世界的な指揮者小澤征爾さんが、若手指揮者を熱心に指導する現場を非常に長く、しかもリアルに見せたことで強い感動があり、視聴者の共感を誘うものがあった。彼の音楽に対する厳しい姿勢や強い思い、若い人を育てる志や音楽教育に対する気迫が伝わってきて、非常にいい番組だった。ここまで小澤さんの内面に至る律動を描いた番組は、今までになかったのではないか。練習風景など当事者はあまり歓迎しないようなリハーサル風景の取材では、出すぎた違和感もなくごく自然で、あそこまでカメラが密着してうまく取材が出来たことに感心した、などと大変高く評価された。
また、ナレーターは、でしゃばらずに非常に抑えていて、セリフが場面をうまくフォローしていた。小澤さんの宝石のような言葉をいくつも捉えて、番組内に小澤語録が出来上がっていた。若手指揮者のデビューする場面では、「運命」の曲を効果的に組み合わせて心憎い演出になっていた、と好評だった。
一方、若手指揮者の本音をもう一言聞きたかった、スーパーの文字をもう少し大きくして欲しかった、非常にいい番組なのに深夜の放送ではもったいない、などの意見があった。

○平成20年1月中にabnに寄せられた視聴者の声は総件数227件(うちメール56件)(問い合わせ153件、意見39件、感想0件、苦情1件、要望15件、その他19件)について概要を報告した。

○次回は平成20年3月28日(金)に開催し、「長野オリンピック10周年記念特別番組『軽井沢からバンクーバーへ ~カーリングにかける情熱~』」(2008年3月2日午後4時30分~午後5時25分放送)について審議する。