abn 長野朝日放送

「新たな旅立ち 信州のSDGｓな取り組み」篇

3月は新年度を目前に控えた〝区切りの季節〟。
今回は「新たな旅立ち　信州のSDGｓな取り組み」をテーマに、新年度に役立つ最新情報をお伝えします。

電気自動車「bZ4X」で出発

新型ＢＥＶ「ｂZ４X」。これまでにない愉しさ、走りの魅力と安心安全を追求した電気自動車です。電気自動車（ＥＶ車）は外部から充電した電気を動力としてモーター走行する車のことですが、その中でもＢＥＶはバッテーリーに充電された電気のみで走る車を指します。EVならでは加速感と静かさに、SUVらしい走行性能も兼ね備えています。普段の街乗りにも、休日のアウトドアにも「映えるデザイン」。様々な場面で活躍する一台です。

思い出も一緒に「ランドセル」のアップサイクル

革製品の制作と販売を手掛ける長野市のクラフトショップ「The Leylines」。「古き良き時代を重んじ、いつの時代でも愛され、決してブレない革製品づくりをする」ことが店のモットーです。一点一点仕上げる「オールハンドメイド」にこだわっていて、ランドセルのリメイクも手掛けています。６年間使用したランドセル。そのデザインはもちろん、汚れや傷なども、あえて残しながら、名刺入れや財布、キーホルダーなどの小物にリメイクします。形を変えた後も、思い出と一緒に過ごしてほしいという願いが込められています。

思い出深い「給食」を楽しむカフェ

長野市の給食カフェ「HUNGRY」。その名の通り、給食を楽しめるカフェです。
今回いただいたのは「HUNGRY」自慢の日替わり給食ランチ。揚げパンやミルメークなど、給食の定番メニューが盛りだくさんです。「キムチ」と「たくあん」を使った「キムタクご飯」など、ご当地色を打ち出したメニューも提供。地域文化を伝えるという面でも、給食は一役買っています。

思いもつなぐ…「制服リユース」

松本市の学生服専門店「スクールショップ　テヅカ」。こちらで取り組んでいるのは「制服のリユース」です。2021年６月から長野銀行と共同で、制服や体操服の回収ＢＯＸを設置しています。使わなくなった学生服を回収して、補修。新品の30～40％程度の値段で販売しています。
また、チャリティーバザーの収益の一部を還元するなどして、制服が必要とする人の手に届ける取り組みを続けています。「制服リユース」の取り組みは、子どもたちが安心して平等な教育を受けることができる環境づくりに貢献しています。