ガバナンス指針への取り組み
私たちは、信州に根ざす地域メディアとして、高い公共性と倫理観を持ち、持続可能な地域社会の発展に寄与することを目指しております。『民間放送ガバナンス指針』に基づき、以下の5つの柱を軸に透明性の高い経営と責任ある放送活動を推進します。
- 公共性の発揮
県民の「知る権利」に応えると共に生命・財産を守り、地域の活性化と社会課題の解決に貢献します。ニュース・情報の迅速発信
- 「abnステーション」・「ここハレ」・「駅テレマルシェ」などの自社制作番組を通じ、地域の暮らしや安全に役立つニュース・生活情報を迅速に提供しています。
- 番組・データ放送・L字テロップ・「abnアプリ」等で、防災・減災につながる情報をいち早く発信しています。
- 地域の魅力を掘り下げる特別番組や、地域の「今」を記録に残し、問題提起するドキュメンタリーを制作するなど質の高いコンテンツを提供しています。
文化・スポーツ振興と地域活性化
- 長野県立美術館・松本市美術館・上田市立美術館など県内の美術館・博物館・ホールで、集客力がある展覧会やコンサート等を招へいし開催。世界的指揮者の故・小澤征爾さんが総監督を務めた国際的な音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」について、毎年コンサートの模様を特別番組などで放送しています。
- バスケットボール「信州ブレイブウォリアーズ」、バレーボール「信州松本トライデンツ」「ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ」、フットサル「ボアルース長野」、サッカー「松本山雅FC」「AC長野パルセイロ」「AC長野パルセイロレディース」、野球「信濃グランセローズ」「信越硬式野球クラブ」等のスポーツクラブ・チームの試合を中継し、報道することで信州スポーツを盛り上げています。
- 高校野球や小中学校のスポーツ競技の中継や配信・報道を通じて、アマチュアスポーツを応援。選手・団体・指導者等を称える「abnスポーツ大賞」を創設し、スポーツの振興に貢献しています。
- 市町村が地域の魅力を詰め込んだ30秒の〝手作りCM〟コンテスト「ふるさとCM大賞NAGANO」は、地方創生・郷土愛の醸成に寄与し、入賞作品のCM放送により経済効果の拡大につながっています。
- 「長野クリスマスマーケット」等のイベントを開催し、地域のにぎわいと交流の場を創出しています。
社会課題への貢献
- 〝がんとともに生きる社会〟の実現を目指す「abn信州がんプロジェクト」は、報道や特別番組の制作、講演会・イベント開催を通して、検診の啓発や医療についての情報発信など、がんを知り、がんに立ち向かう活動に取り組んでいます。
- 人権尊重の徹底
すべての放送活動および事業活動において、基本的人権と個人の尊厳を尊重します。人権に対する基本姿勢
- 一般社団法人・日本民間放送連盟(民放連)の加盟社として、民放連の「人権に関する基本姿勢」を行動の基本とし遵守しています。※人権基本姿勢
- 「人権尊重とコンプライアンスに関するガイドブック」を2026年9月に作成し、行動や判断の指標にしています。
番組基準への人権配慮の明記
- 番組基準では、人命を軽視する取り扱いをしないこと、個人・団体の名誉を傷つけるような取り扱いをしないこと、個人情報の取り扱いに十分注意しプライバシーを侵さないこと、人種・民族・性・職業・境遇・信条などによって差別的な取り扱いをしないこと、性的マイノリティを取り上げる場合はその人権に十分配慮することなどを規定しています。
- 法令や社会規範の遵守
高い倫理観を持ち、法令や社会規範の遵守と社会課題の解決に取り組みます。情報管理と保護
- 個人保護及び特定個人情報保護規程や情報セキュリティ規程等を策定し、情報の適切な運用・管理を徹底しています。※個人情報保護方針
コンプライアンスへの取り組み
- 2026年7月より総務局に新たにガバナンスコンプライアンス統括1名を置き、常勤役員1名をガバナンスコンプライアンス担当、常勤役員2名をガバナンスコンプライアンス担当補佐とする体制を整えました。
- 社内に担当役員を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、法令順守・改正への対応等について、社内への周知・指導を徹底しています。
- 通報先として社外窓口を含む内部通報制度を設けて不正行為を早期に把握し、自浄作用による是正・解決と再発防止を図っています。
- 社員教育としてコンプライアンスについて、新入社員や管理職への研修の他、定期的に全社員研修を開催しています。
SDGsと持続可能な社会への貢献
- 誇るべき信州の環境と地球環境を保全し改善するため、放送活動を通して有益な情報の提供を目指す「環境方針」を策定しています。
この方針に沿って地球温暖化防止キャンペーン「地球を守ろう!プロジェクト」を継続展開しています。本社に雨水循環装置を設置し植栽の水補給に使用し水道水の使用量を節減。排出ガス規制をクリアしたSNG中継車を導入。通年クールビズを実施。本社エレベーター1台を原則21時~翌朝8時の間停止し、電気の使用量を節減。本社照明のLED化を進め、2026年度中に蛍光灯を100%LED照明に交換予定です。
また、本社と美ヶ原送信所の電力は、長野県企業局が運営する水力発電所などで作られた「信州Greenでんき」を使用しています。両施設で使用する年間およそ180万kWhを地元に由来するCO2フリー電力に置き換えることで、エネルギーの地産地消を図り、CO2排出量を削減しています。本社駐車場にソーラーパネルを使ったカーポートを設置し、太陽光を利用して発電しています。 - 2021年10月より啓発プロジェクト「SDGs from SHINSHU」を開始し、放送局が持つ発信力を活かして県内の企業や団体と協力しながら、SDGs達成に向けた取り組みを推進しています。
- 透明性の向上
地域の皆さんからの信頼に応えるために、経営の透明化を高めます。
企業理念・役員構成・財務情報などの経営情報については、日本民間放送連盟の統一フォーマットに基づき、適切に開示しています。※経営情報 - 適切な経営体制の確立
適正な意思決定と放送の質を担保する体制を構築しています。経営の監督体制
- 取締役会による監督に加え、社外役員(取締役・監査役)を登用し、客観的かつ透明性の高い経営体制を維持しています。
■取締役会の開催状況(2025年度)
開催日 出席者 出席率 5月21日(水) 取締役 9名 監査役 1名 91% 6月25日(水) 取締役 9名 監査役 1名 100% 9月17日(水) 取締役 8名 監査役 1名 90% 11月11日(火) 取締役 8名 監査役 1名 90% 2月24日(火) 取締役 8名 監査役 1名 90% 番組の監督体制