abn 長野朝日放送

「地域資源と環境」篇

今回のＵぐるっＴＶは、諏訪地域が舞台。諏訪湖を中心に、八ヶ岳、蓼科高原など変化に富んだ自然環境を備えた諏訪地方は観光地としても有名。今回はそんな地域の資源とＳＤＧｓの関係を深堀りします。

「新型クラウン」で出発！

「新型クラウン」は、これまでの常識を覆す高級感だけではない、存在感や機能性が特徴。デザインでまず目を惹くのが、横一線の「4眼 LED ヘッドライト」。キリリと先進的な印象を醸し出しています。また、大きなタイヤによる力強いスタイルとシンプルで上質なデザインはセダンとＳＵＶを融合させた革新的なパッケージで、これまでの概念にとらわれない新たな価値を提供しています。
個性を持った２種類のパワートレーンを採用し、新開発のデュアルブーストハイブリッドシステムによるトルクフルで気持ちいい走りと、進化を重ね、熟成したシリーズパラレルハイブリッドシステムの上質で滑らかな走りを実現しています。もちろん燃費効率も良くなっていて、環境にも優しいクルマです。

「地域の食材」を有効利用

茅野市にある「菜のだ」は高校時代の同級生であるオーナーの石原さんと、店長の丑久保さんが今年開いたお店。「食の循環」をテーマに“もったいない”を発信しています。市場には出荷できない食材を農家から仕入れ、その仕入れた食材からメニューを考え調理。食品ロスを極力減らせるよう、より大勢の方に食べてもらえるようにしたいと、テイクアウト専門の販売形態にしています。「フードロス 0」を目指す新しいカタチのお店です。
食品ロス削減の活動をしていると、マイナスのイメージを持っている人も多いことに気付いたといいます。そこで、「菜のだ」という店名には、「明るくポジティブな発想になるように」との想いも込められているそうです。

ＳＤＧｓな素材シルクの魅力減

岡谷市にある養蚕・製糸・絹に関する展示を行う博物館です。実は岡谷は、昭和初期まで日本一の生糸製造の地でした。江戸時代末期から昭和初期まで生糸は、国の重要な産業でしたが、最盛期には国産生糸の約３割を長野県で生産していたんです。
その中でも、岡谷地域は最大の生産地で、多い時には400もの工場があったそうです。岡谷市は国内で「糸都岡谷」、 海外からは「シルクオカヤ」と呼ばれました。博物館内には宮坂製糸所が併設されていて、 日本で唯一、手作業で生糸を生産しています。

温泉利用 〝環境に優しい〟発電

諏訪市にある平温泉。地域の人たちで管理している共同浴場で、江戸時代から庶民の入る温泉として親しまれてきたという伝統ある温泉です。 建物は大正１０年（1921年）に改築された当時の面影を残し、映画のロケ地になったこともあるそうです。 そんな平温泉ですが、 実は最先端技術を使ったSDGｓな取り組みがされているんです。平温泉は改築１００周年に合わせ電飾看板を設置。温泉の熱を利用し電気に変える取り組みをしているんです。
約350個の LED に電力を供給するには３ワットの電力が必要です。そこで、温泉の湯と水の温度差「約30度」を使って発電できる装置を自分たちで発明しました。 発電する時に二酸化炭素を排出しない環境にやさしい発電方式です。