エコ発明家

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辰野町に住む倉沢久人さんは人呼んで「エコ発明家」。30年来続けてきた電気工事の仕事の経験を生かして、自家発電装置を開発している。

倉沢さんは使わなくなった機械や自然エネルギーを組み合わせ て様々な「発電機」を開発する。古いエアロバイクを使った発電機はダイエット効果も兼ね、簡単な家電製品の電力をまかなえるぐらいの発電力がある。このほ か天プラ油の廃油を燃料にしたもの、太陽を追尾するソーラーパネルなどアイディアに溢れている。実家近くの用水路には超小型水力発電機を設置。4軒に電力 のおすそ分けをするなど実用性も高い。その根底にあるのは「もったいない」精神。そして「使えるものは使おう」とたどり着いたのが、自然エネルギーの活用 だったという。倉沢さんにとって自然は宝の山。きょうもエコな開発に取り組んでいる。

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