abn 長野朝日放送

今回は春の１時間スペシャル。長崎県を舞台に“”伝統と革新”を感じる旅をお届けします。古くから海外と交流があった長崎は様々な文化が花開いてきた場所ですが、現在もその進化は止まりません。長崎の「耳より情報」、「最新情報」をたっぷりとお届けします。

東アジアの貿易拠点 平戸オランダ商館

平戸オランダ商館は1609年に貿易が許可されたオランダの東インド会社が作った貿易拠点です。倉庫は当時日本では珍しい西洋の石造りの建造物でした。白亜の壁と瓦屋根の外観。オランダの倉庫の特徴となっているY字の柱など、当時の面影を感じることができます。オランダ東インド会社の歴史や貿易網の発展の様子を学べるデジタルコンテンツもあります。

平戸の名物料理「平戸ちゃんぽん」

「めしどころ一楽」は平戸市にある老舗食堂です。地元食材にこだわった自慢のちゃんぽんは、長年市民の舌を満足させてきました。10種類のちゃんぽんを提供していますが、チーズや牛乳・アスパラガス・ジャガイモなどが入った「オランダちゃんぽん」は日蘭交流400周年を記念して考案されたメニュー。気になるそのお味は？

注目の大型複合施設 長崎スタジアムシティの魅力とは？

JR長崎駅の近くに去年誕生した「長崎スタジアムシティ」。東京ドームの1.5倍の広さを持つ巨大複合施設です。施設の中心となるサッカー専用スタジアムは試合がない日でも観客席やピッチを開放していて、誰もが気軽に立ち寄れる憩いの場となっています。様々な魅力が詰まった施設ですが、目玉の一つが「ジップライン」。高さ60ｍ、距離258ｍのスタジアムの上を約30秒間空中飛行！忘れられない体験となりました。

“タイムスリップ”体験 軍艦島デジタルミュージアム

かつて炭鉱で栄え、現在は世界文化遺産として登録されている「軍艦島」。その独特な雰囲気とドラマチックな歴史は人々を魅了してやみません。軍艦島デジタルミュージアムでは最新のデジタル技術によって、当時にタイムスリップしたような体験ができます。多い時で5300人が暮らしていたという軍艦島。狭い土地に大勢が住めるようにと建設されたのが日本初となる鉄筋コンクリート造りの高層アパートでした。

老舗ステーキハウスで味わう　長崎和牛

「思案橋ステーキハウスおかの」は創業以来、50年以上、極上のステーキと洗練されたサービスを提供してきました。「奇をてらわず、上質であることに専念する」。その言葉通り、素材から調理まで一流のこだわりで仕上げられる長崎和牛を堪能することができます。最高のおもてなしを提供する名店の味。リポーターの２人にとって忘れられないものとなりました。