「東京・戸越銀座で食べ歩きツアー~夏の出張編~」篇
今回のリポーター:伊東知香 / 戸田れい
8月といえば夏休みやお盆で遠方へ旅する機会も多い季節。そこで今回は信州を飛び出し、東京の「戸越銀座商店街」を舞台にお届けします。企画したのは「主食」「副菜」「おやつ」のカテゴリーで、「定番メニュー」と「新感覚メニュー」をいただく食べ歩きツアー!商店街自慢のグルメが続々と登場します。
「食べ歩きの聖地」全長1.3kmの商店街
東京都品川区にある戸越銀座商店街。全長1.3kmほどの中に約400店舗があります。多種多様なジャンルのお店がありますが、生鮮食品を扱う店も多く、地元の人々の大切な生活拠点となっています。その一方で、「テイクアウトで食べ歩きする」のが商店街の大きな魅力。「食べ歩きのブランディング化」に成功した商店街は、週末に約2万人が訪れる一大観光地となっています。
【主食部門】老舗ベーカリーの人気商品/専門店の「ワンハンドグルメ」
商店街で70年以上愛されてきた「ほしのベーカリー」。オリジナル商品の「戸越銀座メロンパン」が有名ですが、こだわりの詰まった「牛肉ごろごろカレーパン」も人気です。ほどよい辛さで、具材もたっぷり。満足感の高い一品です。一方、「SPERANZA」は店主が考案した6種類のミートソースを楽しめる「ミートソース専門店」。食べ歩きできるメニューが「ミートソースドッグ」です。塩昆布とキャベツがミートソースとウィンナーを引き立てる「技ありグルメ」です。
【副菜部門】精肉店のコロッケ / コロッケ界の“変化球”
昭和32年創業の「かたばみ精肉店」は和牛を専門に取り扱い、手作りのお惣菜も豊富なお店です。中でも人気なのが「とごしぎんざコロッケ」で、相性抜群のソースも店のオリジナル商品です。一方、練り物専門店の「後藤蒲鉾店」で提供しているのは一風変わったコロッケです。それは、大根など「おでん」の具材が入った「おでんコロッケ」。他の店にはない独自の味わいです。
【おやつ部門】“お菓子のホームラン王” / ひんやりSDGsスイーツ
亀屋万年堂では“お菓子のホームラン王のキャッチコピーで知られる「ナボナ」を提供しています。ふわふわの生地にクリームを挟んだ“洋風どら焼き”スタイルの菓子で、誕生から60年以上のロングセラー商品になっています。一方、SDGsなスイーツを提供しているというのが「うなぎいもストア in TOKYO」。こちらで提供しているサツマイモは廃棄されるウナギの頭や骨などを肥料にして育てられたものです。甘みが強く、ねっとりた食感が魅力のSDGsなスイーツです。
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2025年8月30日(土)午後4時