abn 長野朝日放送

高遠城址公園は桜の名所。その園内に石仏ガチャが。発案した地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんは、高遠地区に石仏が2000基以上残っていることに注目。全国に知らしめたいとの思いから石仏ガチャを作りました。江戸時代、高遠藩には石仏を作る「高遠石工」と呼ばれる技術者がいて、全国各地で石仏を作り「江戸城の石垣」や「お台場砲台の石垣」なども手掛けました。中でも、守屋貞治は稀代の名工と言われ、数多くの作品を残しました。

石仏ガチャを手にして向かったのは、公園から歩いて数分の桂泉院。2基の石仏と石仏ガチャを見比べます。ご城下通り近くの建福寺には、守屋貞治が作った３３基の石仏がお目見え。圧巻の石仏群です。途中、古民家カフェで腹ごしらえをした後、映える景色を堪能。さらに守屋貞治の最高傑作と言われる不動明王を愛でます。