会いたい人
アナウンサーをやっていて良かったことは?
という質問に、私は「会いたいと思った方に会えること」と答えています。
本やテレビ、雑誌でステキだなと思った方に、話を聞いてみたい…
私の会いたい人リストはいつもいっぱいです。
そのうちの御一人、甘利庸子さん。小諸市で福祉施設を運営されている代表です。
パタパタパタ・・・階段を駆け上がってきます。
透明感のあるかわいらしい声で「ごめんなさいね~!!!楠原さん!」
なんて優しい笑顔でしょう。甘利さんの世界に一気に引き込まれていきます。
元々30代までは専業主婦でした。
人生の大きな転換点は、「末期がん宣告」。
のちに誤診だとわかったそうですが、
「今やりたいことは今やらなきゃ、あすはない」甘利さんの心の根の深くにそんな思いが込み上げてきたそうです。
とにかく忙しい毎日。目の回るような日々を過ごされています。
なのに、楽しそう。 周りのスタッフは、そんな甘利さんを献身的に
支えています。ポジティブに、まっすぐ誰かのため社会のために
突き進む甘利さんに、多くの人が自然と巻き込まれていくんです。
こんなに〝明るい〟リーダーシップってあるんだ!
驚きました。
数年後・・・また甘利さんとお会いできる自分でいたいな・・・
私自身の生き方も、仕事との向き合い方も、
何かが大きく変わっていく、そんな出会いでした。
本日10月8日のabnステーション、特集でご紹介します。