「次世代エネルギー 水素を大調査!」篇
今回のテーマは次世代エネルギーとして注目を集める「水素」です。「水素社会」に向けて、進化を続ける最新技術や環境保全。知っているようで知らない水素の現状を深堀りします!「水」にまつわる絶品グルメも登場します。
水素が燃料!「MIRAI」
2014年に誕生した次世代カー「MIRAI」。燃料は水素です。水素と空気中の酸素を化学反応させて出来た電気を使ってモーターを回し、走ります。水素と酸素の化学反応によって出来るのは水。ハイブリッド車と違って、全く排出ガスを出しません。
さらには、走行中に空気を取り入れて排出する FCVならではの特徴を活かして、空気清浄システムが搭載されています。PM2.5 レベルの細かい粒子までとらえ、有害な化学物質を除去。PM2.5の発生を抑制します。走ることでキレイにした空気の量は空気清浄メーターで確認することがきます。
また走行距離は、一般的な電気自動車がフル充電で約300kmと言われているのに対して、「MIRAI」は約850kmも走ることが可能です。
水素燃料を充填!「水素ステーション」
イワタニ水素ステーション長野北長池。1940年代から水素に取り組みを続けてきた岩谷産業が、去年8月にオープンさせた施設で、「水素エネルギー時代」へのインフラ整備の拡大を支える存在として注目を集めています。水素はCO2を排出しないクリーンエネルギーで、通常の発電に比べてエネルギー効率も高いとされています。
しかし、取り扱いが難しいため「水素ステーション」を簡単に設置することはできません。岩谷産業では、水素を簡単に、かつ安全に充填できるシステムの構築などを進めています。
「水」にちなんだ絶品グルメ①
松本市の「手打ちそば あるぷす」。県内の「希少なそば粉」を使った手打ちそばが評判の老舗蕎麦店です。
この道30年のご主人が、素材の味を最大限に味わうため、考案したのが3種類のそばを楽しめるセット。繊細なそばの味の違いを、より感じてもらおうと提案しているのが「水」で食べるという方法です。水でいただいた後に塩をつけて食べるのも、また絶品。 水、塩、つゆ、それぞれのハーモニーを楽しめ、そばを味わい尽くすことができます。
「水」にちなんだ絶品グルメ②
飯田市の和菓子店「赤門や」。これからの時期にぴったりなのが、この店自慢の「水まんじゅう」です。「水まんじゅう」は餡をくず粉などで作った透明の生地で包んだ生菓子のこと。のど越しの良さなどから、 夏のお菓子として日本では古くから親しまれてきました。「赤門や」が提供する「猿庫の水まんじゅう」は、日本の名水百選に選ばれる「猿庫の泉」の水と一緒にいただきます。清涼感と「ほのかな甘さ」が特徴の逸品です。
信州をカーナビ UぐるっTV
2022年4月30日 土曜 午後4時