いいね!信州スゴヂカラ

いいね!信州スゴヂカラ

放送内容

ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る

長野県松本市の小川貴光さん。魚のはく製を作るアーティストです。
その作品は、オガワアートと呼ばれ、全国から依頼殺到。
世の中的にも珍しい「魚のはく製職人」の活動に迫ります。
そもそも「魚のはく製って何?」と、思う人がいるかもしれません。釣りの愛好家の間ではよく知られているそうで、「魚拓」をとるのと同じく、釣った魚を記念に残すため「はく製」にする文化が昔からあるそうです。
それでも「魚のはく製づくり」を専業にしている人は珍しく、小川さんは誰かに教わるわけでもなく、独学でその道に進みました。30代前半で、勤めていた会社を辞めて独立。アルバイトをしながら製作する日々が続き、軌道に乗ったのは47歳の頃だそうです。
魚のはく製|ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る
魚のはく製 作業・オガワアート|ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る
魚のはく製 作業・オガワアート|ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る
幻の深海魚・オガワアート|ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る
小川さんにとって、転機になったのは「幻の深海魚」とも言われる巨大な魚のはく製。番組では、そんな小川さんの山あり谷ありの人生にも切り込みます。
ある日、小川さんと水族館を巡ってみると、職人ならではの視点が。水槽を見て、小川さんが注目したのは「魚のある部分」でした。言われないと気付かない独自の目線に思わず納得。水族館の見方が変わるかもしれませんよ!

魚魚展・オガワアート|ぎょぎょっ!魚のはく製職人に迫る

そんな小川さんには、「地元の松本市の子どもたちが魚に触れる機会を作りたい」という長年の夢がありました。番組では、夏休みに開催された、小川さん主催の展覧会にも密着。地域をつなぐ職人の世界をお届けします。

取材情報