地域のことをよく知る方と散歩に出掛けるシリーズ企画「おさんぽ先生」。今回は喬木村へ行きました。江戸時代から受け継がれる伝統産業・阿島傘のある風景を、中野アナが巡りました。
今回の先生は、水谷槙さん。ものづくりの世界に興味があり、2019年、喬木村に移住。地域おこし協力隊として、村の伝統・阿島傘を製作しています。そんな水谷さんと一緒に村内を歩くと、至る所に阿島傘の文化が根付いていることを教えてもらいました。
おさんぽ先生の案内で、竹林へ。喬木村では、太くて丈夫な竹が手に入るため、この地で傘作りが盛んに行われてきました。夜、大名が建てた茶室へ行くと、阿島傘がライトアップされていました。「阿島傘を身近に感じて欲しい」。水谷さんの思いが込められています。
阿島傘のある風景を求め、飯島町へ。そこには、わら細工とコラボレーションした阿島傘がありました。水谷さんと飯島町の地域おこし協力隊・渡部唯子さんが共同で製作。傘とわら細工、二つの魅力が融合しました。ものづくりの世界に新たな風を吹き込んでいます。