
カナダ出身のデイビッドエンライトさんは白馬村でアウトドアガイドの会社を立ち上げ、また雪崩対策の達人として尽力しています。NEO信州人のスゴヂカラを深掘りします。
長野県出身ではないが信州に長く住み、信州人より信州人らしい人をNEO信州人と呼ばせてもらいます。NEO信州人のデイビッドさんは白馬村に移住して28年。その間、アウトドアスポーツのツアー会社を設立。主に外国人向けのスキーガイドを手掛け200人を超えるスタッフを抱えるまでに成長しました。
コロナ禍では20人までスタッフを減らし、交わす言葉は英語のみという“子供向けのスキーキャンプ”を実践、奮闘中です。13歳から大自然の雪山を滑るバックカントリースキーを始めたデイビッドさんは、その時雪崩に遭いました。それ以来雪山への尊敬が絶えないと言います。

19歳で雪崩対策の資格を取り、白馬に移住後は定期的に雪崩講習会を開き、経験を踏まえたノウハウを伝えています。また、雪がどのように堆積しているのか、山頂付近の雪の層を調べることにも余念がありません。地元のスキーパトロール隊員からの支持も篤く、頼られる存在です。