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アナウンサーコラム

カナダから白馬に移住したNEO信州人|松坂彰久

カナダから白馬に移住したNEO信州人

福島・静岡そして長野で計40年以上アナウンサーとして大活躍して(自分で言うモンじゃあない)過ごしてきました。中でも信州には30年間。高校まで過ごした故郷より圧倒的に長い時間です。だから私はもう信州人だと勝手に思っていました。とんでもない。実に考えさせられた今回のスゴヂカラであります。

信州出身ではなくても、長く住み続けてネットワークを構築し、信州人より信州人らしい人達を、新しい信州人「NEO信州人」と命名しました。勿論住んでいる時間が長ければいいって訳じゃあないけど、移住する人口が多い信州には該当する方は多いはず。

今回の主人公は、カナダ出身、バックカントリーの達人。ナイスガイ!約30年前に白馬村に移住。アウトドアスポーツの会社を経営しながら、一年を通して多彩な活動を精力的にこなしています。英語だけのキッズスキーキャンプは実に新鮮。カナダ仕込みの雪崩の危険度調査はまさに目から鱗。彼の生き様には古き良き日本人の心が宿ります。

その人がその場所でどれだけ重要な存在か、それがNEO信州人たる所以。漫然と時間だけ過ごしただけの私なんざぁ、まだまだ大甘だぁ。