
長野県のさまざまな場所に「半日くらい」の気軽なドライブに出かけるシリーズ企画。第8弾の今回はレタス出荷量日本一を誇る高原野菜の産地、川上村を走ります。日本一の川上村にある「もうひとつの日本一」とは?
長野と山梨の県境「信州峠」、ここが今回のドライブのスタートです。川上村に入るとすぐに広大な高原野菜の畑が目前に広がります。なぜこの山あいの村がレタス出荷量日本一なのか、収穫から出荷まで、その秘密を追います。村内の農産物直売所では、その日の朝採れたレタスが並びます。しかし朝採りレタスはこの場所でしか売っていません。いったいなぜ?
「あるスポーツの愛好家たちに人気」と聞いて向かったのは「金峰山荘・廻り目平キャンプ場」です。この場所は「日本のヨセミテ(アメリカのクライミングの名所)」と呼ばれ、国内でも屈指のクライミングスポットでした。この岩場に魅了され、この地で就職した青年に出会います。

「もうひとつの日本一」をめざし、林道を走ります。一般の車両では走行困難な未舗装路。およそ10キロの道のりを1時間かけて、目的地の大弛峠に到着。ここがもう一つの日本一でした。峠で下車して周辺を散策。苔むした山道を数百メートルほどのぼった先に、絶景が待っていました。