
塩尻市は中小企業と複業を目指す方との「お見合い」ともいえる「マッチング」で全国にさきがけています。今回のいいね!信州スゴヂカラは塩尻市の複業マッチングについて深掘りします。
塩尻市の大沼製作所は昭和48(1973)年設立の金属加工を得意とする会社。取締役の大沼真弓さんは経済産業省が実施する複業マッチングで、大阪府在住の経営戦略のエキスパートに会社の今後についてアドバイスしてもらうことになりました。
大沼製作所は複業の別メンバーと独自ブランドで商品開発を計画。また、ベンチャー企業「HYAKUSHO」代表の田中暁さんは「塩尻ワインサークル」を主宰。複業で「東京ワインガール」さんも加わり、農業をクリエイターの力で盛り上げます。

経済産業省が実施している複業マッチングで塩尻市がモデルエリアに選ばれた理由は、事業を生み出し育てる、人材交流施設「スナバ」の存在が大きいとのこと。複業マッチングは現在も進行中で、今後、塩尻市独自の展開も視野に入れています。