abn 長野朝日放送

長野県はワイン用のブドウ生産量が日本一、更にワイナリーの数が全国第二位というワイン王国です。各地に点在するワイナリーはエリアごとに「桔梗ヶ原ワインバレー」「日本アルプスワインバレー」「千曲川ワインバレー」「天竜川ワインバレー」と位置づけられています。今回はそのうちの一つ、塩尻市を中心とした桔梗ヶ原ワインバレーをたずね、「NAGANO WINE」の魅力を探ります。

井筒ワイン
歴史ある「桔梗ヶ原ワインバレー」の老舗ワイナリーの一つが「井筒ワイン」です。収穫したばかりのメルローを使ったワイン造りの工程を見学したり、高級ワインの熟成が行われているワインセラーを見せていただきます。「井筒ワイン」といえば桔梗ヶ原産メルローを使った「シャトーイヅツ」。1997年にリュブリアナ国際ワインコンクールで金賞を受賞した世界一のワインを試飲。また、原料・原産地・醸造方法などが決められた長野県原産地呼称管理制度認定シリーズなどの紹介もします。

塩尻志学館高校
そもそも桔梗ヶ原ワインバレーと言われる塩尻市周辺のワイン造りが盛んになった理由はどこにあるのか。歴史あるワイナリーの存在はもとより、実は意外な歴史がありました。そんな歴史を紐解きに、塩尻志学館高校へお邪魔します。その鍵となるのは「酒石酸」という物質。ワイン造りにたずさわる生徒たちの声も聞きます。

塩尻ワインが40種類以上楽しめるワインバー
塩尻駅前にあるカフェ＆ワインバー フォンターナデルヴィーノはイタリアンのお店。「塩尻ワインの魅力をもっとたくさんの方に知っていただきたい」というコンセプトのもと、なんと40種類以上の塩尻ワインをそろえているそうです。しかも、ワインサーバーにスタンバイしたワインは、30cc、60cc、90ccという具合に少量のグラスワインで飲めるという徹底ぶり。
塩尻ワインの魅力、そしてワインの楽しみ方を教えていただきながら、信州の旬の食材を使ったイタリアンを楽しみます。