いいね!信州スゴヂカラ

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放送内容

お茶の間で収穫?農業の新しい風

近年、日本の農業は、労働力の確保と効率化が不可欠と言われています。信州には農業の未来のかたちを追い求める人たちがいます。今回、彼らが描く未来農業を探ります。
シャインマスカット温室栽培・岡木農園|お茶の間で収穫?農業の新しい風

シャインマスカットを栽培する須坂市の岡木農園では、収穫量の約4割が温室栽培によるものです。露地栽培の収穫期外で収穫できるため、繁忙期のみに集中しない、労働力の分散を可能にしています。また、暖房エネルギーをハイブリッドにすることで、SDGsが目指す環境を実現しています。
オンラインブドウ狩り・岡木農園|お茶の間で収穫?農業の新しい風

さらに「オンラインブドウ狩り」や「農+ワーケーション」など、先進的な取り組みも実践中。番組ではオンラインブドウ狩りの様子を伝えます。また、須坂市の楠ワイナリーでは、ブドウ畑で「クロップナビ」という装置を使っています。それはいったいどういうものなのでしょうか。

楠ワイナリー・クロップナビ|お茶の間で収穫?農業の新しい風

須坂市の楠ワイナリーでは、ブドウ畑で「クロップナビ」という装置を使っています。農場の気象を観測し、集めたデータを通信技術によりにユーザーに伝送、農場の管理を向上させるものです。この装置をつくる会社は、高山村にあるアスザックです。最大の長所は、遠隔地にいながら農場のデータ収集ができ、病害虫予測に役立つことと、適切なタイミングで適量の農薬を使うことで、減農薬につながることです。