卓越した技能を持ちその分野で県下第一人者と目されている「信州の名工」。
伝統的な木曽漆器の技術を継承しながらも現代の生活に合わせた作品を造りあげる石本則男さん愛子さん。石本さんは沈金と呼ばれる漆器の装飾技法で文様を彫ったところに、漆を接着剤として金粉や顔料を押し込んでいきます。
その技術を継承しながら、現代の生活に合わせた作品を造りあげる愛子さん。
その作品の色彩の豊かさに目を奪われます。
伝統的な手作業による糀造りで美味しい味噌を作る中村元保さん。
4日間かけて作られる伝統の「箱守り糀」によって、過去2回、農林水産大臣賞を受賞。
そんな名工たちが小学校で実演を行いました。
長野県では産業の柱でもあり、生活に密着する「ものづくり」を身近に感じてもらおうと、「信州・未来のひとづくり塾」を開催。教えてくれるのは「信州の名工」の中から、特に後進の育成の経験と熱意のある
「信州ものづくりマイスター」として認定された職人。
そんな信州の職人の技と心意気に迫ります。