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放送内容

伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ

全国各地で活動する地域おこし協力隊。都市部から過疎化地域などに移り住み、一定期間、地域のPRや農林水産業への従事、生活支援など様々な「地域協力活動」を行い、その地域に定住してもらおうという国の取り組みです。任期は、最大で3年間。2009年に始まったこの制度、今では全国で5000人以上の協力隊員が活動しています。
地域おこし協力隊任期終了後の同一市町村への移住率は、県の調べで65.6%(2018年度)。そんな中、2014年に地域おこし協力隊の制度を始めた伊那市では、現在までに任期を終えた7人全員が、市内に定住しています。つまり、伊那市の地域おこし協力隊の定住率は100%!県の平均より遥かに高い定住率。その理由はどこにあるのか?稲垣アナウンサーが3人を取材し、スゴヂカラに迫ります。
2020年3月で任期終了を迎える伊那市の現役隊員、宮坂啓介さん。地域おこし協力隊として市内の農業公園「みはらしファーム」にマウンテンバイクのコースを作りました。宮坂さんに退任後について尋ねると、すでに定住を決めていました。稲垣アナは、伊那谷の風景が好きだという宮坂さんにお気に入りの場所に案内してもらうことに。伊那でしか見ることのできない景色とは…
伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ
マウンテンバイクコース|伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ
伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ
伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ
2019年3月に任期を終えて定住した杉山祐樹さんは、協力隊時代「高遠の地域活性化と観光振興の推進」という任務を与えられ活動してきました。現在は、市が所有する築300年の古民家を改修した「環屋(たまきや)」の管理・運営を行っています。環屋とは、観光客や地元の人に向け、飲食やスペースなどの提供を行う交流施設。高遠で地域の人たちと触れあいながら仕事をする埼玉県出身の杉山さんが、定住を決めた理由とは…
伊那市駅近くの空き家を活用した商業施設の管理・運営をしている齋藤俊介さんも元地域おこし協力隊員で伊那市に定住しています。協力隊時代に与えられた仕事は「市街地の活性化対策」。これまでに市街地の駐車場を利用した「いなまち朝マルシェ」の開催や、空き家を活用した学生のためのシェアハウス作りなど、伊那市としての新しい取り組みに次々と携わってきた齋藤さん。東京出身の齋藤さんが、活動の中で伊那に惹かれた理由とは…

伊那市・地域おこし協力隊 定住率100%のワケ

取材先情報

  • 中央アルプスマウンテンバイクトレイル
    (みはらしファーム内)
    ※12~3月冬期休業
  • 環屋
    TEL:0265-94-2251
    ※1~3月冬期休業
  • 街宿MILLE
    TEL:070-3928-7832
  • Cafe たね
    TEL:090-5751-4177