みなさんは、ゲストハウスに泊まったことありますか?
「ドミトリー」と呼ばれる相部屋があり、基本的に食事の提供はないが、格安で泊まることができ、宿泊者同士の交流スペースがあるのが特徴です。長野県には、外国人観光客の増加などにともないゲストハウスの数も増加中。そんな、ゲストハウスの中でも今回は、安く泊まるだけじゃない!オーナーが工夫を凝らした〝いまどきゲストハウス〟のスゴヂカラに松坂アナウンサーが迫ります。
松本市安曇の乗鞍高原の大自然の中にある「ゲストハウス雷鳥」は、もともとあった温泉旅館をリノベーションしたゲストハウス。なので、温泉がついているのが特徴。千葉県出身のオーナー藤江佑馬さんは自称、温泉マニアで乗鞍の湯に惚れ込み移住を決意しました。格安で泊まれ温泉も楽しめるとあって多くの外国人観光客でにぎわいます。また、この宿の魅力は温泉だけではありません。自然ガイドの資格を持つスタッフによるツアーも人気の一つです。松坂アナも参加者と一緒にスノーシューを履いて、冬の乗鞍を楽しみました。
飯田市には、おととし地域初となるゲストハウスがオープンしました。旧遠州街道沿いの町屋をリノベーションした「やまいろゲストハウス」。飯田市出身のオーナー高橋瑞季さんは、地元に「人が集まる場所」「出会いが生まれる場所」を作りたいという想いからゲストハウスを始めました。宿泊者だけでなく地元住民との交流の場になればと、夜には「ちょい飲み屋」として営業しています。飲食店で修業を積んだ夫の直也さんが作る自慢の料理を目当てに多くの人でにぎわいます。開業から2年、ただ泊まるだけ、お酒が飲めるだけ、ではない地域の魅力を発信するゲストハウスのスゴヂカラに触れてきました。