abn 長野朝日放送

長野市のタイコーは創業70年あまりの、ニット製品製造を手掛ける町工場です。従業員数は50名ほどですが、世界最先端の製造機器を揃え、長年培った高い技術で、スポーツ用の靴下や機能性サポーターの製造などをしています。そんなタイコーが今回手掛けたのが、2019年ラグビーワールドカップ日本代表選手のソックス。試合中の激しい動きに対応し最高のパフォーマンスを発揮できるよう、様々な技術を取り入れたソックスをスポーツメーカーと共に作り上げました。日本代表選手のためのソックスが今まさに出来上がる瞬間に立ち会うことができた吉田アナウンサー。あの選手が履くかもしれない製品を手にして感動します。
また、信州のものづくりの未来を見据えた、新ブランドの立ち上げや、工場から出た不用品をリサイクルして作られた「絵本」の話もお聞きます。

中野市のコシナは創業60年あまり、社員数500人ほどの、北信に多拠点を持つ大きな企業です。製造しているのは光学精密機器。主力は一眼レフカメラやデジタルカメラ用の交換レンズです。自社ブランド「フォクトレンダー」のレンズは国内のみならず世界中に愛好家がおり、その性能や品質の高さが支持されています。そんなコシナのレンズ製造現場に潜入。最先端の精密機器製造の現場で活きていたのが、作業者ひとりひとりの手作業でした。

コシナ製レンズを取材カメラの装着、従業員の表情を撮影した場面も紹介します。