
上田市の太郎山は標高1164mで、「市民の山」と言われます。学校の登山や遠足で登ることも多く、四季を通して登山者で賑わう身近な里山です。しかも、ほぼ毎日登る人が何人もいます。その魅力はどこにあるのでしょうか。
大槻アナは太郎山に登るのは今回が初めて。
そこで、ほぼ毎日登っている2人に同行してもらいました。
須江隆男さんは太郎山登山歴約21年。通算5700回以上も登っています。柳橋邦人さんは太郎山をきっかけに「日本百名山」を約2年半で制覇したつわもの。2人とも50歳を過ぎてから健康のために登り始めたといいます。山城跡などの見どころを案内してもらい、太郎山の魅力を探ります。
道中や山頂では、他の山仲間に会います。なぜ、それほど太郎山に登るのか。山で顔なじみの人と会い、話をするのが楽しみ、という方が多いこともわかりました。「太郎山の輪」が自然とできています。
さらに太郎山は、山頂まで速く駆け登るスポーツ「スカイランニング」の大会も開かれています。この競技をする環境を求めて上田に移住した第一人者の松本大さんにも、太郎山の別の魅力を語ってもらいます。
