いいね!信州スゴヂカラ

いいね!信州スゴヂカラ

放送内容

夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり

神輿担ぎ|夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり

毎年7月22日・23日に行われる水無神社(木曽町)の例大祭「みこしまくり」。
天下の奇祭とも呼ばれるこの祭りが知られる理由はただ一つ、毎年神輿を新調し夜通し転がし続け、最後には壊してしまう。「まくり」とは地元の言葉で「転がす」という意味。
古くから受け継がれる珍しい祭りで、地元の人たちが大切にしている思いに迫ります。
神輿を担ぐのは男性だけとされています。理由はご本尊が女の神様で焼きもちをやくからとか…
「枠持」呼ばれる担ぎ手の男衆は地元の「水交会」のメンバーです。
兄弟が神輿を運んできたという言い伝えにちなんで、「宗助(そうすけ)、幸助(こうすけ)」と叫びます。
祭りの最中、男衆が赤ちゃんを抱きかかえ神輿の下をくぐり抜ける場面に遭遇します。「心願」と呼ばれこの年生まれたばかりの赤ちゃんの健康を願う風習です。
水無神社(木曽町)|夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり
赤ちゃんの健康を願う 心願|夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり
神輿まくり|夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり
神輿まくり|夏の木曽路 熱く!天下の奇祭 みこしまくり
豪快に転がす様が目立つ神輿まくりですが、神社に残されている画には全く違う様子が描かれていました。江戸時代は黒塗りの神輿を担ぎ、壁にこすったりたまに落としたりすることはあるものの、今のように転がし続けることはなかったそうです。
今回初めてみこしまくりを取材する吉田一平アナウンサー。
法被に身を包み重さ400キロもある神輿担ぎに参加しました。そして祭りのフィナーレ、豪快な「まくり」にも挑戦!

取材先情報

  • 水無神社(すいむじんじゃ・木曽町)
    TEL:0264-22-2009