長野市街地から北へ向かうアップルライン沿いに長沼地区があります。ここはかつて北国街道東脇往還の宿場町、長沼宿があった場所です。今回、長沼をぶらり散策し街道筋のスゴヂカラを再発見します。
農産物直売所「アグリながぬま」では、イチゴ狩りを受け付けています。5時間食べ放題とあって子供連れの家族に人気です。草田アナウンサーが「昼飯いらない」というほどイチゴを頬張ります。
また、この地域はリンゴ畑が多く「信州りんご発祥の碑」と刻まれた石碑もあります。ぶらぶらしていると、リンゴの枝を剪定する農家の方を発見。これからお茶を飲むというので、一緒にいただくことに。リンゴ農家ならではの「お茶うけ」にびっくりします。
古い街並みが残る街道筋をぶらり散策していると、リンゴ畑の先に小高い丘を見つけます。立札に「長沼城跡」とあります。詳しい話を地元の公民館で聞くと、長沼城は川中島の合戦で活躍した城とのこと。近くの寺に城のお宝があると聞き、訪ねると、そこには城門の扉が。
さらに、地元住民が灯籠に灯りをともす「御灯明番(おとうみょうばん)」の現場に遭遇。この習わしは、170年以上も前から毎晩続けられているといいます。これぞまさにスゴヂカラ。