
小谷村は人口3000人に満たない小さな村です。今回、人との繋がりを大切に生きる小谷村の元気を、大槻瞳アナウンサーが発見します。 古民家でカフェを営む夫婦は東京からの移住者。二人は都会での暮らしと比べると小谷村は人との繋がりが濃いと感じています。
人と繋がるといえば、小谷村は「オーナー制棚田」で、都会に暮らす人たちと協力して棚田を守っています。村の4割近くが65歳以上の高齢者ですが、彼らは村外の人たちと触れ合うことで、元気をもらっているようです。田植えや稲刈り、脱穀作業の後の懇親会は村人が楽しみにしている催しです。地元のご婦人方が作る郷土料理や、地元農家たちによるバーベキューが振る舞われます。都会からの参加者は「当初自分たちは単なるお客さんだったけど、今は村のおじいちゃんやおばあちゃんに会いに来るのが楽しみ」といいます。「これも繋がりですね」とも。村人たちは県外者との交流を守りたいと願っています。

地元農家で郷土料理をいただき、伝統ある古民家を訪ね、たくましく生きる小さな村のあったかい底力に触れます。