
毎年、春から秋にかけて運行する南アルプス林道バス。そのバスに乗って、登山しなくても気軽に楽しめる南アルプス標高2000mエリアを草田アナウンサーが山さんぽ。
伊那市営の南アルプス林道バスは、営業所がある伊那市長谷の仙流荘から標高2032mの北沢峠まで約1時間。乗車すると、どんどん標高を上げ南アルプスのふところへと入っていく林道バス。道中、ドライバーが、車窓から楽しめる山や植物、時には動物などを丁寧に解説してくれます。これには草田アナも大興奮!
バスを降りて到着したのは、仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳などの登山口がある北沢峠。撮影日はあいにくの雨模様でしたが、雨だからこそ見られる光景に遭遇することもできました。
北沢峠は〝南アルプス開拓の父〟と呼ばれた北澤長衛(1889 – 1958)という人物と関わりがあります。それを知った草田アナは、北澤長衛の孫・竹澤信幸さんが営む山小屋へ。信幸さんに祖父や南アルプスへの思いを語っていただきました。
今回の山さんぽ一番の楽しみは、標高2000mで味わう絶品ランチ。多くの登山客が利用し、110人収容可能な山小屋「北沢峠こもれび山荘」。ここは、山小屋とは思えないこだわりの料理が食べられると度々雑誌などで紹介されています。
疲れた登山客でもさっぱり食べられるようにとメニューに加えられたスープカレー。今では、こもれび山荘定番のランチメニュー。骨付きの鶏肉をソミュール液に1日漬込み、2日間かけて作るという手の込んだ一品です。また、伊那市の鹿肉を使ったタコライスも人気メニュー。さらに、ここの山小屋では生ビールも味わうこともできます。これには草田アナウンサーも大満足!日帰りなのに帰りたくなくなってしまったようです…
これからの紅葉シーズンにぜひお出かけしてみては!!
