いいね!信州スゴヂカラ

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放送内容

小川村の味を伝える!生涯現役のスゴヂカラ

小川村の味を伝える!生涯現役のスゴヂカラ(いいね!信州スゴヂカラ)

長野市の西隣り、いわゆる西山地域にある上水内郡小川村。豊かな自然と人々の暮らしが調和したのどかな村です。村内には北アルプスを眺望できる絶景ポイントが数々あり、『日本で最も美しい村連合』に加盟したり、『にほんの里100選』に選ばれたりと、景観の美しさが全国的に認められています。そして、信州を代表する郷土料理「おやき」の村としても知られています。
信州の「おやき」を全国に発信する大きな役割を担ってきたのが、『小川の庄おやき村』です。かつて盛んだった養蚕業の衰退に伴い乏しくなった村民の現金収入を補うことを目的に、普段から小川の家庭で作られている「おやき」を商品化するという発想で1986年に開業しました。現在では全国各地の物産展に出店したり、さらには海外で開かれる博覧会にも参加して国内外に販路を広げています。
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囲炉裏端で焼きたてのおやきを食べられる「おやき村」は、山村の雰囲気を楽しめることもあって県外からの観光客も大勢訪れます。現在おやき村の従業員は14人、その多くが務めていた会社を定年退職した方や農業の一線を退いた高齢の方々で、平均年齢はなんと70歳だそうです。「まだまだ働けるから」「ただ家にいてもしょうがないから」と、おやきを丸めたり、囲炉裏で焼いたり、人気メニューでもある「そば」を打ったりと元気に働いています。
その中で最高齢は、おやき村村長の権田近芳(ごんだちかよし)さん94歳です。おやき村の発足当時から村長を務めて30年以上、現在もおやきを焼くために出勤してきます。「お客さんがおやきを食べて喜ぶ顔を見るのが楽しみで、お客さんの笑顔に励まされながら仕事を続けている」と語る権田さん、暑かったこの夏も、背筋をピンと伸ばして囲炉裏端に立ち続けました。おやき村の仕事がないときは1日畑仕事をするそうですが、生涯現役を貫く権田さんのパワーの源は…
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9月17日の「敬老の日」を前に吉田一平アナウンサーがおやき村を訪ね、自慢のおやきや手打ちそばを味わいながら、皆さんの元気の秘訣を聞きます。また、自らの筆で畳6枚分の巨大な襖絵に取り組む、寺の住職にも出会います。

取材先情報

  • 小川の庄おやき村
    TEL:026-269-3767
  • 金剛寺