いいね!信州スゴヂカラ

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放送内容

善光寺界わい 東町で見つけたスゴヂカラ

長野市東町は、善光寺の表参道、中央通りの1本東の通り。かつては問屋街として店舗や倉庫が軒を連ね賑わった街です。卸売団地などへ多くの問屋が移転した現在は静かな住宅街となりましたが、通りにはかつての面影を残す建物がまだまだ残っています。今回のスゴヂカラは楠原アナウンサーが東町をぶらり散策し、伝統を残そうと奮闘する皆さん、また、古き良き街並みや建物を利用して新しい商売や活動をしている皆さんと出会います。
「かき氷」の看板につられて入った古い建物…。なんとそこはシフォンケーキの専門店でした。かつては魚屋さんだったという築100年以上の建物と、東町の雰囲気に魅かれてここに開業したという女性店主。自慢のシフォンケーキはチーズ風味やハーブの入ったものなどバリエーションも豊かです。夏限定メニューの「かき氷」も個性的で、完熟トマトを使ったかき氷が登場。この猛暑を和らげる味わいを楽しめます。




東町の交差点に建つ、土蔵造りの建物。ここには町の宝ともいうべき「屋台」が保管されています。繊細かつ豪華な装飾が施された屋台は明治5年に作られたもので、長野市内に残る屋台の中で2番目に古く、祇園祭などで実際に巡行できるものとしては1番古いものだそうです。問屋街として繁栄した東町の富の象徴であるこの屋台ですが、現在では巡行したくても引手を他の地区から呼ばなければできない状況だそうです。なんとか伝統を守り、屋台を通して住民の絆を深めたいと願う自治会の役員に話を聞きました。
築200年の蔵と屋敷を利用した食事処。ここでは信州の食材をふんだんに使った豪華な料理を楽しめます。店の調度品や展示されている中国の古い陶磁器などは、元々この蔵に残っていたものだそうです。砂糖の問屋として財を成したという旧家の豪邸で楽しむ、ちょっと贅沢なランチの味わいは…。
この他、古い酒屋の空き店舗にギャラリーを開設した工芸家たち、「かっぱ」の絵を専門に描き続ける画家、

自分の好きな本だけを集めてひっそりゆっくり営業する古本屋など、表通りから一歩裏へ入った東町の様々な顔に出会います。

取材先情報

  • しふおん菓恋
    TEL:026-217-6778
  • ギャラリーショップ花蔵
    TEL:026-232-2442
  • 遊歴書房
    TEL:026-217-5559
  • 鳥蔵別邸東屋
    TEL:050-5872-3159
  • 東町屋台蔵