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放送内容

スキー王国の職人たち

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今年の冬はオリンピックで沸き立ちました。冬のスポーツといえば、県内には有名なスキー用品メーカーがあります。小賀坂スキー製作所は国内最初のスキー板メーカーです。世界をリードし続けています。そしてスワロースキー。レンタルスキー業界において国内最大規模を誇ります。今回は、この2つのスキーメーカーのスゴヂカラに迫ります。
小賀坂スキー製作所は、日本にスキーが伝わった翌年の1912年、国内最初のスキーメーカーとして飯山市で創業しました。その後長野市に移転、上質な滑りを追及する、トップスキーヤーとスノーボーダー御用達の高級ブランドとして、高品質なモノづくりを続けています。10万円を超える価格帯も充実しています。スキー板の良し悪しを左右するのは“芯材(しんざい)”と呼ばれる部分。小賀坂スキーは芯材に木を100%使っています。スキー1台分の左右ペアの芯材を一つの木から取ります。こうすることで、スキー板の機能を充分に発揮させることができます。この手法は世界でも珍しいそうです。また、デモンストレーターによる滑走テストを繰り返すことで、より楽しく正確に滑ることができる商品を作り出しています。
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1950年創業のスワロースキーは、飯山市に本社を置くスキー板メーカーです。板のほか、ストックやブーツ、ウェアーも手掛けています。冒険家・三浦雄一郎さんが1970年にエベレスト滑降をした際のスキー板は、スワロースキー製です。レンタルスキー業界では国内最大規模を誇ります。スキーレンタルの顧客は修学旅行など団体客が主です。飯山本社だけで約3万8000セット、全国で約5万5000セットを備え対応しています。今回、スワロースキーのレンタルスキーを利用する、京都と奈良の修学旅行生たちに出会いました。

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取材先情報

  • (株)小賀坂スキー製作所
    TEL:026-226-6827
  • (株)スワロースキー
    TEL:0269-62-3150