いいね!信州スゴヂカラ

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放送内容

信州新町 信級 山の中に食堂ができたぞ!

信州新町 信級 山の中に食堂ができたぞ!(いいね!信州スゴヂカラ)

長野市の山間にある集落「信級(のぶしな)」に、今年の5月、1軒の食堂がオープンしました。その名は「食堂かたつむり」。コンビニエンスストアはおろか、商店や自動販売機すらないこの集落で唯一「財布を持って出かけられる場所」です。オープンさせたのは、現在長野市内で出版会社を経営する寺島純子さん。信級に生まれ3歳まで過ごしました。
 食堂の自慢のメニューは「のぶしな定食」。近所の農家の皆さんが持ち込む、とれたての野菜で作るお惣菜が5品程並び、ボリューム満点で600円(税別)。また食堂を応援する人々の中でも長老的な存在が関口近夫さん(82)。関口さんは信級で60年以上「炭焼き」を続けています。関口さんの焼く「炭」が縁で、信級に若者たちも住み始めました。
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長野市地域おこし協力隊として宮城県から移住した浅野知延さん(35)は、関口さんが焼いた大きくしっかりした炭を土台にして盆栽のように植物を植え、「炭盆」として商品化しています。
東京から移住した植野翔さん(34)は、炭焼きの余熱を利用して玄米を焙煎し「玄米珈琲」として販売を始めています。「炭」を通じてIターンの若者たちと地元の人との世代を超えた交流が生まれました。
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このような交流の場としても「食堂かたつむり」は一役買っています。
食堂に集う信級の人々を紹介します。

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取材先情報

  • 長野市信州新町信級地区
  • 食堂かたつむり
    TEL:080-5143-5554
  • 浅野知延さん(炭盆製造販売)
  • 植野翔さん(のぶしな玄米珈琲製造販売)