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放送内容

最後のイワナ職漁師

最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)

イワナを釣って旅館などに売り、生計を立てる川漁師のことを職漁師(しょくりょうし)といいます。
昭和30年代をピークに現在では途絶えた職業とされていますが、仕事量は減りながらも続けている方がいます。一体どのような仕事なのか、萩原早紀子アナウンサーが探ります。
松本市乗鞍高原でペンションを営む福島立(たつ)實(み)さんは「毛バリ」を使ってイワナを釣る職漁師です。現在職漁の仕事は減りましたが、近隣の旅館から依頼があれば天然のイワナを釣って売ります。毛バリとは、カゲロウなどの昆虫に似せた疑似バリのことです。福島さん自ら作った毛バリでイワナを釣ります。天候によって釣りにくい場合でも、職漁師はある程度の数を釣らなければならないといいます。だからこそ、奥まった場所まで入り込むことも少なくありません。69歳とは思えぬ足取りで岩と岩を飛び歩いて川を移動します。狙った獲物は確実に釣り上げ、職漁師の妙技を目の当たりにします。
最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)| 毛バリ
最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)
最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)| 乗鞍高原ペンション
最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)| 乗鞍高原ペンション
宿に帰った萩原アナは宿自慢のかけ流し温泉を堪能。さらに炭火で焼いたイワナに舌鼓します。また福島さんが語る熊に遭った時のエピソードなど、山と川に生きる職漁師の世界に浸ります。

最後のイワナ職漁師(いいね!信州スゴヂカラ)

取材先情報

  • ペンション・風のチムニー
    松本市安曇乗鞍高原 / TEL:0263-93-3026