abn 長野朝日放送

江戸から数えて25番目の宿場町だった旧望月宿。

多くの旅人が行きかった宿場町も、今は静かで観光客の姿もまばら・・・そんな佐久市望月で萩原早紀子アナウンサーが歩きます
街を歩いていると、住宅や商店の軒先に馬にかたどられた木製の花壇が目に止まります。さらに街頭には馬をデザインしたモニュメント、
望月は馬と深いつながりがある場所。平安時代、馬を数多く育て朝廷に献上していました。特にいい馬が送られてくることで知られていたとか・・・天皇の御前で馬を披露する儀式が旧暦8月15日の夜。満月を意味する「望月」と呼ばれるようになったと言われます。現在も「駒の里・望月」としてPRしています。

望月の中心部から少し離れた場所にあるのが、望月馬事公苑。競走馬を引退した馬など10数頭を飼育。乗馬体験もできるということで、萩原アナウンサーが挑戦。
蓼科山の麓を流れる鹿曲川に岸壁にめり込むようにたたずむ不思議な建物を見つけました。
蟠龍窟（ばんりゅうくつ）または弁天窟とも呼ばれる祠（ほこら）です。一体何のためにこの場所に建てられたのでしょうか？

駒の里の名物は何？食堂の入り口に立つのは「駒月みそかつ丼」ののぼり旗　望月の特産だった雁食味噌を使ったソースをたっぷりとかけたご当地丼。10店舗が自慢の味を提供しています。
最後に訪ねたのは街道沿いにある井出野屋旅館。映画「犬神家の一族」のロケが行われたことで知られています。大正時代に料亭として創業、1960年代に旅館業にかわりました。創業当時の面影を残した建物。見学中に萩原アナウンサーが意外なものを発見！思わず「たまげた！」という宿泊客もいるとか・・・