
信州のあるところに、木造校舎があります。そこに猫が住みついて、おじいさんが見守っています。
今回のいいね!信州スゴヂカラは、木造校舎を舞台にした猫とおじいさんの温かい関係を吉田一平アナウンサーが探ります。
その木造校舎は、飯田市南信濃木沢にあります。1932年(昭和7年)に建てられた旧木沢小学校は、1991年(平成3年)に休校、2000年(平成12年)に廃校となりました。以来、卒業生らが維持管理しています。入館料は無料ですが随時寄付を受け付けています。木造校舎と猫を一目見ようと、県内外から多くの観光客が訪れます。猫の名は高峰(たかね)、9歳のメスです。近所の人が飼っていたのですが、引っ越しを期に校舎で育てられるようになりました。
看板猫ならぬ猫校長として訪問客を迎えてくれます。また、通称“犬教頭”の元猟犬・ハッチも前の飼い主が他界したことからここで飼われています。猫校長と犬教頭の面倒を見ながら校舎を見守る中心人物は3人。いずれも70歳以上になる卒業生です。
