
雄大な北アルプスの山々を望む大町市。その大町に超昭和レトロなアーケード街があります。地元の人たちも、注目の魅惑のスポットです。その名も「大町名店街」。
名店街と銘打つからには、きっと素晴らしい名店に出会えるに違いない。そんな胸ワクワク感を抱いて吉田一平アナウンサーが大町をぶらりと散歩します。
大町名店街が生まれたのは1970年代の初め。日本は高度経済成長期、そして大町はダム工事の好景気が背景にありました。できた当初は魚屋などの生鮮食料品店や流行のレコード店、洋食店が混在する人気の生活市場でした。現在の店舗は22軒、その内、当初から続く店は4軒あります。
常連客で賑わう花屋・ナガサワフローリストもそのひとつ。店主の長澤哲士さん(56)は2代目。「父が当時流行のアーケード街に目を付け開店、賑わっていた」と懐かしそう。昼間の大町名店街は昔ながらの洋食・喫茶の店が人気です。子どもの頃から馴染みという地元の高校生たちも、懐かしそうにスパゲッティを楽しみます。
夜になると一変。下町の雰囲気たっぷりの飲み屋街に変身します。いつの時代も人々を引きつける大町名店街の魅力的なスポットを紹介します。
