上田市は「映画のまち」として全国に有名です。
映画のロケーションは既に大正時代から盛んに行われ、多くの日本映画の巨匠たちが上田で名作を残しました。現在も年間約60本の映画やTVドラマの撮影が行われます。市の中心に残る元映画館「上田映劇」は映画「青天の霹靂」のロケ地になり上田のシンボルです。館主の駒崎 勉さんは「上田映劇は明治からの文化発信拠点、ぜひ保存したい」と語ります。特別に案内された映写室では、全盛期の映写技師の猛烈な仕事ぶりや、古い映写機に実際にフイルムを掛け映写する様子に松尾アナウンサーは感激。来年100年を迎える上田映劇は、上田の映画全盛時代を今に伝える貴重な宝物です。