
年間840万人以上が訪れる軽井沢。北陸新幹線の開通でアクセスもさらに便利になり、ますます人気が高まっています。でも、なぜ軽井沢なのか?
そんな原点に立ち返り、軽井沢の深い歴史と魅力にせまります。軽井沢は宿場として古くから栄えましたが、明治に入り鉄道や国道が整備され始めると、歩く人のための宿はどんどん廃れていきました。時を同じく、ある宣教師が軽井沢に避暑のために立ち寄ります。カナダ生まれのアレクサンダー・クロフト・ショー。軽井沢に自身の生まれ故郷を見たショーは、2年後に別荘を建て夫人とともに地元の人たちとの交流を深めていきます。同時に軽井沢の自然の心地良さを東京や横浜に居留する外国人などに広めました。もちろん、クーラーなどがなかった時代。自然の涼しさを求めて、軽井沢には次第に外国人や日本の政治家・経済人・文化人の別荘が建ち、独特な発展を遂げます。
日本を代表する避暑地「ザ・軽井沢」をご覧ください。
