今回は、世界が認める楽器職人のスゴ技に迫ります。松坂彰久アナウンサーは松本市でスギ・ギターという会社を発見。ギターを手作りする職人のスゴ技を目の当たりにします。代表の杉本眞さんは、若い頃単身渡米してこの道に。その後世界有数の生産量を誇る松本市のフジゲンでギター生産に携わります。2002年に独立、ハンドメイドに特化したスギ・ギターを設立。米国フェンダー社から技術指導を依頼されるなど、スギ・ギターは世界が認める職人集団です。信条は「最高のギターをつくることに妥協を許さない」ということ。海外の大物ミュージシャンからオファーが絶えないのも「メード・イン・ジャパンここにあり」と認められているからに他ありません。
杉本さんから松本にヴァイオリンづくりの巨匠がいると聞いて、ヴァイオリン職人の井筒信一さんを訪ねました。この道60年の井筒さんは、徹底して素材にこだわります。「いい材料を見つけてその良さを活かしていくのが大事」と言います。愛用者に世界的ヴァイオリニストの五嶋龍さんがいます。ハンドメイドの良さは「いつも未完成」なところだそうで「もっと良いモノをつくってやろうと欲があります」と追求心旺盛です。
また、レコード世代と自負する松坂アナは、宮田村で「レコードのマスター盤」をつくっているとの噂を耳にします。それはパブリック・レコードという会社。国内ではここのみで世界に2社しかありません。その貴重なレコードマスター盤づくりの現場を視察させていただきます。
さあ、どんな信州のチカラを魅せてくれるのか…松坂彰久アナウンサーのプレゼンが始まります。