特集は、富山湾越しに3000m級の立山連峰を望む富山県氷見市へ。今月20日には史上2番目の早さで「寒ブリ宣言」が出され、大きさや数量、形などの一定基準を満たしたブリが続々と水揚げされています。いま、港町はまさに “活況”!!富山湾は “食べ頃” を迎えているのです!!
氷見市は能登半島地震の被災地のひとつ。石川県七尾市や輪島市ほどではないものの、住宅の全壊・半壊・一部損壊はあわせて6700軒以上(11月15日時点)。震災直後は、液状化や断水のほか、約6000人が一時避難を余儀なくされるなど、被害は甚大なものでした。現在も、氷見駅周辺の住宅街には壊れた住宅がそのままになっていたり、道路がヒビ割れていたり。公費による解体工事は順番待ちの状況が続いています。
そんな中で迎える “寒ブリシーズン”!!12月に入ると、復興支援の一環として最大1万円分の宿泊クーポンが取得できる「氷見応援割キャンペーン」(25日~予約受付中)や、市内の飲食店が冬季限定メニューを揃える「ひみぶりフェア」もスタート。「町が賑やかだと元気になれる」「たくさんの方々に来てほしい」…などなど、地元の方々も “寒ブリ効果” への期待は極めて「大」です!!
上室アナウンサーが訪ねるのは、市内では数少ない源泉かけ流しの温泉宿「磯波風」。絶景露天&客室は全てオーシャンビューの宿で堪能するのは “ブリづくし” 。「ブリ刺し」「ブリダイコン」「ブリかまの塩焼き」のほか、女将が発案したという(諸説あります)名物「ブリしゃぶ」も!!
さらに、漁港内にある行列必至の人気店「魚市場食堂」では、とれたてのブリを豪快に盛り付けた「ブリ丼定食」を。
漁港に隣接する道の駅「ひみ番屋街」でも、あらゆるご当地グルメに目移りが止まらない~っ…と思っていたら!!ココで絶対に見過ごすことのできない “とある商品” を発見。その名も「氷見おやき」。中にはレア品種の氷見牛をはじめとする地元食材が使われているようですが… “信州名物おやき” がなぜココに?聞けば、駅前の商店街でレストランを営む方が “新たな氷見名物” として一昨年夏から売り出しているらしい。見た目も大きさも信州の郷土食そのまんま。そのギモンを解き明かそうと件のレストランへ足を運ぶと…そこには、なんともステキなウラ話が!?
中継は安曇野市の穂高神社から。約1万本の竹灯籠が境内をライトアップする「神竹灯(かみあかり)」のみどころや、キッチンカーイベントの賑わいをヤポンスキーこばやし画伯とナナフルがリポート。
赤沼真知子先生の「旬オシ!ライブキッチン」では、冬野菜の主役「白菜」を日本酒に合う料理に変身させます。