駅テレマルシェ

駅テレマルシェ

放送内容

空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~

Bakery 24sekki|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~

長野県の空き家数は14万9000戸で、総住宅数の14.8%を占めています(平成30年・総務省統計局の住宅・土地統計調査より)。空き家を放置すると、固定資産税がかかるだけでなく、災害や空き巣の被害、地域の景観をそこなうなど、様々な問題が起こりえます。今回の特集では空き家を活用し、地域の活性化につなげようとしているお店を大槻アナウンサーが紹介します。
小川村にある築180年の古民家。約10年間、空き家でした。ここに、2021年11月、村唯一のパン店「Bakery 24sekki(ベーカリー ニジュウシセッキ)」がオープン。店主は廣田晃里(あきさと)さん。岐阜県飛騨市の出身で、東京のパン店で6年間働きました。2018年、自然豊かなところで暮らしたいと思い、地域おこし協力隊として移住。およそ1年かけて、店の改装に取り掛かりました。「先輩移住者の協力があったから、完成した」と語る廣田さん。時間はかかりましたが、セルフリノベーションを選択したことで、改装費用を約3分の1に抑えることに成功。冬の暖房費がかかることなど、古民家ならではの苦労もありますが、地元への恩返しのため、奮闘しています。また、売れ残ったパンを活用する取り組みも。インターネットで注文した客に、冷凍で発送しています。店にとっては、廃棄を減らし売り上げにつなげ、客にとっては、遠方の味が自宅で楽しめる一石二鳥のサービスです。
Bakery 24sekki|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~
Bakery 24sekki|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~
食と体験の宿 まごころ/新島食堂|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~
食と体験の宿 まごころ/新島食堂|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~
飯田市上村で、2022年10月にオープンした「新島(あたらじま)食堂」。飯田市出身の小池清志さんと鹿児島県出身の妻、真沙美さんが切り盛りしています。建物は、約40年間空き家だった築190年の古民家。大部分は自分たちで改装しました。天竜峡の旅館で日本料理を修業した清志さんが作る、創作いなりずしを提供。米と玄米を油揚げで包み、その上には9種類のおかず。南信州牛のしぐれ煮やワサビ菜のおひたしなど、季節に応じた信州産食材を使用。「キャンパスに絵を描くように」、色鮮やかな一皿に仕上げています。夜は1棟貸の宿泊施設、「食と体験の宿 まごころ」として営業。古民家に残るかまどを使った炊飯体験を通じて、観光客や移住者を呼び込むことで、地域の活性化につなげています。

食と体験の宿 まごころ/新島食堂|空き家をDIY!~古民家パン店&里山食堂~

中継は、HAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORT(ハクバ イワタケ マウンテン リゾート)から。山頂にあるカフェからの絶景と限定グルメ。滑る以外の楽しみが充実したスキー場の魅力を上室アナウンサーがお伝えします。

教えて!プロ技レシピ

ケーキみたいな!?ちらし寿司

取材情報

  • Bakery 24sekki
    上水内郡小川村高府8060 / TEL:026-266-0427
    Webページ
  • 食と体験の宿 まごころ/新島食堂
    飯田市上村375 / TEL:070-9036-8930
    instagram
  • HAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORT (株式会社岩岳リゾート)
    北安曇郡白馬村北城12056 / TEL:0261-72-2474
    Webページ