
今回は真冬の信州から “アツ~イ話題” を!!とはいっても、「温泉」や「サウナ」「熱々グルメ」ではありません。では何がアツイのか…ズバリ、それは ”人” です!!
中野アナウンサーが訪ねるのは長野市松代町。長野市の南東部に位置する人口1万6759人(1月1日現在)のエリアです。“松代” といえば「松代城(海津城)」に「真田邸、」「文武学校」「長国寺」、「旧横田家住宅」…などなど、小さな町並みに観光名所がギュギュッと集まるほか、季節ごとに「ナガイモ」や「レンコン」といった特産品の話題も届けてくれる地域。
いまココで、「より住み良く楽しい町へ」というビジョンをもった人々が、偶然にも時を同じくして、それぞれに想いをカタチにしはじめています。
そのひとりが、地元出身の画家、TOMOYA ARTS こと鶴田智也さん(44)。「子どもの頃に楽しい時間を過ごせると、大人になっても町を好きでいてくれるはず」という信念のもと、創作活動の傍ら、お絵描き教室やイベントでのアートパフォーマンスを続ける人物です。去年は「密回避」が呼び掛けられる中で、町内の山深い高台にアトリエを新設。「風の公園」と名付けたオープンスペースを使い、BBQやハロウィンといった “地元住民の交流の場” を作り出しています。
智也さん曰く「いま松代町には “新しい風” が吹きまくっているんです」。どういうことか?と案内を依頼してみると…なんと、深々と雪が舞い落ちる旧松代駅舎の向かいに南国「沖縄料理」の店がオープンしているほか、一見カフェと見紛うほどお洒落な「吉田○○○○」、県内では珍しい「犬の○○○」(「○○」の答えは観てのお楽しみ!!)などなど、観光客が激減するコロナ禍にあって、確かに町が “アツイ” のです。

すべての店主に共通するのは、観光客頼みの町ではなく、住んでいる人々が自ら「暮らしを豊かにしたい」と考え、行動していること。
“住民の住民による住民のためのまちづくり” を探る “まち歩き”に 出掛けます。